2020/10/12 18:00
前回のブログで、ちょっと注意をして頂きたい成分を お伝えしましたが、今回は 「ぜひ取り入れていただきたい成分」を発表します! お肌のコンディションや、理想のお肌をイメージしながら どの成分を取り入れるか決めていってくださいね♪ ●ヒアルロン酸 1gで6ℓの保水効果があるといわれる保湿の代名詞的成分。 お肌の中にも存在していますが、年齢とともに減少していきます。 スキンケアやインナーケアで補うことで、お肌のうるおいをキープすることができます。 ●コラーゲン タンパク質の1種。 真皮層で細胞同士をつなぎ合わせ、お肌のハリや弾力をサポートしています。 体内で合成できるコラーゲンは年々減少してくのでスキンケアで補うことが効果的だといわれています。 化粧品には動物や魚の真皮に多く含まれるコラーゲンを酵素を使って分解し、 不要なものを取り除いたものが使用されています。 ●セラミド お肌の中で水分の蒸発を防ぐバリア機能を担っている成分です。 化粧品に配合されているセラミドには人の皮膚にあるものに似せてつくられた「ヒト型セラミド」、 こんにゃくや米ぬかから抽出した「植物性セラミド」、 人の持つセラミドにほぼ近い「天然ヒト型セラミド」などがあります。 お肌がもともと持っている天然のうるおい成分で「天然保湿因子」と呼ばれるものです。 角層層の水分保持の役割があります。 化粧品では天然保湿因子の組成に似せて、 保湿効果のあるアミノ酸(プロリン、グリシン、アラニン、セリン)などを配合しています。 ※美白有効成分とは厚生労働省により 「メラニンの生成を抑え、シミやソバカスを防ぐ」もしくは 類似した効能を表示することが認められた成分のことをここでは指します。 ビタミンCはそのまま化粧品に配合してもすぐに酸化してしまうので、 お肌で効果を発揮できません。 その弱点をカバーするため、お肌に浸透しやすい状態にしたものがビタミンC誘導体です。 ●アルブチン アルブチンはコケモモなどの植物に含まれる成分で メラニン生成の際に必要なチロシナーゼという酵素の働きを抑制しシミをできにくくする作用があります。 ●コウジ酸 コウジ酸は、米麹などに含まれる天然由来の成分で、 1988年に厚生労働省に美白有効成分として認可された美白成分としては歴史のあるもの。 コウジ酸にはメラニン生成を抑制する作用のほか、抗炎症作用や活性酸素を抑える働きがあると言われています。 ●ハイドロキノン メラニンの生成を抑えるだけでなく、できてしまったシミを薄くする作用があるといわれています。 ハイドロキノンは濃度によって美白作用が違いますが、一般の化粧品では1~3%がほとんど。 皮膚科などで処方されるオリジナル化粧品では5%以上のものもありますが、強力な美白作用があるため使用には注意が必要です。 レチノールとはビタミンAのことで、お肌の中にあるコラーゲンやヒアルロン酸を増やしたり、 肌の生まれ変わりを促すことで、シワやたるみなどのケアができると言われています。 紫外線を浴びるとトラブルを起こしやすい性質があるため、昼間の使用は避けたほうがよいとされています。 ●コエンザイムQ10 強力な抗酸化作用を持つコエンザイムQ10は、 皮膚の細胞を活性化し、紫外線などによる活性酸素を抑えます。 またエネルギー産生促進作用があり、お肌の老化を防ぐ効果もあります。 もともと体内にある成分ですが、年齢とともに減少するため化粧品で補うことで、 若々しいお肌を保つことができるといわれています。 ●フラーレン フラーレンとは、炭素のみがサッカーボール状に構成された分子で、 ビタミンCの170倍以上とも言われる抗酸化作用があるといわれています。 シミやシワ、毛穴の開きにも作用してくれる成分です。 「無添加」や「オーガニック」などの表記には明確な基準はなく、内容は様ざまです。 たとえば、「無添加」は表示指定成分の中で何か1種類でも入っていなければ「無添加化粧品」を名乗ることができます。 入っていない成分が何なのかは、容器裏の表示で確かめることもできますが、 プロが見ても分からない時もあるので見分けるのはなかなか難しいと頃があります。 「オーガニック」はヨーロッパでは“有機栽培した植物から摂れる成分のみで作られたもの”という厳しい決まりがありますが、 日本では表示するための基準はありません。 「オーガニック」を名乗るものは植物由来の成分を使っている商品に多く見受けられますが、 「オーガニック=安心」と思い込むのはキケンです。 「自然派」「低刺激」なども特別な決まりはなく、植物由来成分を多く使っている、 アルコールなどの刺激のあるものを極力抑えるなど、メーカーの独自基準でつくられているのが現状です。
〈保湿成分編〉●アミノ酸
〈美白有効成分編〉
●ビタミンC誘導体
〈抗老化(エイジングケア成分)編〉
●レチノール
<オーガニックコスメ編>
オーガニック成分でも、ご自身のお肌に合うものを選べる知識は
美肌づくりのためには日々のスキンケアを丁寧にすることが何より大切です。
自分に合った化粧品が見つかれば、今よりも確実にキレイな肌に近づくことができますよ^^
今回の記事を参考にしながら、美容成分と向き合ってみてくださいね♪
また、せっかく選んだ美容成分もただ付けるだけではもったいないです!
成分によっては、お肌の奥まで届きにくいものも。